御辞儀の運動
この御辞儀の運動の間、下記に述べている姿勢をとること。
ボービミラーの前に立ちます。ボービミラーを持っていない人は南北の磁場と一直線になるように、南に顔を向けましょう。舌を巻き上げ、上歯茎と前歯の境の線に触れていましょう。前歯と前歯を合わせましょう。無言で南無阿弥陀仏を祈るあいだ、頭頂部から集中しましょう。
次に、胸の前で手のひらを合わせます。手のひらを合わせたままゆっくりと上げていき、肩の運動になるように両腕を頭の上に上げます。そしてひざまづき、頭頂部を軽く床に触れます。胸の前で手のひらを合わせながら立ち上がります。この運動を五十回繰り返します。
Mr.Tam“この運動は身体の十二の経絡を流れるエネルギーを活性化します。ひざまづいて頭を床に着けているあいだ、厳粛な力によって不純なエネルギーは拒絶され、排除されます。あなたが立ち上がるとき、エネルギーは調整され、あなたは内的なバランスを得ることができます。
あなたはこの運動を日に二~三回行って結構です。
ボービミラー ボービでは、この鏡はあなたが崇拝する方をお祈りするための神社として用いられてきました。毎朝、家を出る前、修業者は鏡の前に立って、南無阿弥陀仏と頭頂部から三回祈ります。そして、胸の前で両手を祈りの姿勢にし(手のひらを合わせる)、三回御辞儀をします。
同じ手順を帰宅のときも繰り返します。
世界の清廉さをボービミラーは表しています。そしてまた、忠誠と忍耐を象徴しています。ボービミラーを家に備えたいと思う方は次のガイドライン通りにしてください。
一 ミラーをかけるのに最善の場所は正面玄関に面した、リビングルームの広い壁、または太陽光線が通る窓です。
二 満月の日に鏡を開けてください。
三 五つの異なった果物(五大元素を表す)を入れた皿を鏡の前に置きます。また、白い花(知恵の象徴)を盛った花瓶を神社の前に置きます。この花と果物は神を讃えるために慎んでお供えするものです。
四 正午に鏡の前に座布団を置き、座って瞑想します。忠誠と忍耐の純粋な力によって集中しなす。
五 静かに祈る。“自己完成への精神道に向けて、勤勉な修業へと我を導き給え。そして我々の家庭へ神の恵みと祝福をもたらし給え”
六 続けて、“南無阿弥陀仏”を瞑想の業の終わるまで祈ります。
七 あなたは卓越した神への誠意と帰依を強めるため、同志の修業者を招いて一緒に瞑想して結構です。