自己治癒能力=免疫力の向上化

 「精神神経免疫学」という新しい医学の流れが、アメリカやヨーロッパで静かに、力強く起き始めています。これはわかりやすくいえば、次のような考え方を原点とした学問です。
 「本来、人間には自然治癒能力があり、たとえば、脳は鎮痛剤などの科学物質を、体に対して幅広く処方することのできる薬局のような機能を持っている。しかし、これらの機能は、人間の精神的感情によって、良くも悪しくも影響を受け、ストレス等のマイナスの感情をもつとき、この機能は低下し、疾病に至る原因を作る」
 この考え方は、まさしく私がMRAの技術を通じて、すでに述べてきたことと似ていますが、ここで取り上げたいのは、自己治癒能力ということです。この能力は、みがけばみがくほど光る、つまり、天井がなく無限大に崇高になりうるということですが、このように私自身が思い至ったのには根拠があります。
 すでにご存じのように、われわれの水道水は波動的にかなり汚染されています。たとえば、水銀や鉛、アルミニウム、そしてカドミウム等の毒素波動が、かなり含まれています。ところがこれらの波動を、みごとに想念だけで消された方々が何名かおられます。いずれも瞑想とか呼吸法をご自分なりのスタイルで勉強・訓練されている方々でしたが、そのうち二名の方は全くの普通の主婦でした。
 私はこの事実に直面した時に、非常に感動し、そして救われる思いがしました。毎日毎日測定する水や食品が、波動的にかなり汚染されていて、このままではこの地球はどうなってしまうのか、という危機感を強くもっていたからです。なるほど人間には、このような潜在的な能力があったのかと、思い知らされました。
 もし、このように自分の意識をコントロールすることができ、マイナスの波動を中和させるエネルギー波動を送信することができるのならば、自己に潜在するマイナス精神波動はもちろんのこと、自己を取り巻くその他のマイナス波動も消し去ることができるにちがいありません。
 そしてそのように訓練された人々をたくさん持つことによって、更に悪い波動とはこのようなものなのだよということを具体的に示すことによって、その消去のコツをその人たちに飲み込んでもらえれば、この地球も安全な惑星として返り咲くこととなるでしょう。
 その時、私の想いはそこまで発展していきました。そう、各人の自己治癒能力の向上は、確実に地球の免疫力向上へとつながっていくはずです。問題は、具体的にどうすればよいのか、という点でした。

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